ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

保険外交員、中国赴任で収入2倍に


ニュース 金融 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068690

保険外交員、中国赴任で収入2倍に

 保険代理店の永達保険経紀人(エバープロ・インシュアランス・ブローカーズ、永達保経)の呉文永董事長は23日、同社が出資する中国法人、永達理保険経紀(北京)にこれまでに台湾人管理職150人を派遣し、駐在員には現地で台湾の2倍の高給を支給していることを明らかにした。24日付工商時報が伝えた。

 それによると、「総監」クラスの年収は300万人民元(約5,000万円)、「副総経理」クラスは600万人民元で、台湾の親会社勤務に比べ2倍以上の水準にあるという。呉董事長によると、台湾では中国赴任を目指す保険外交員が多いという。

 中国に管理職として赴任するには、台湾で生命保険と金融サービスの専門家組織「ミリオンダラー・ラウンド・テーブル(MDRT)」の会員を2期務め、保険外交員に対する講義ができることなどの条件を満たす必要がある。今年は40人の追加派遣を見込む。

 永達保経の中国法人は現在中国各地に11の支社を持ち、今年はさらに4つの支社を設立する予定だ。河南省鄭州、湖北省武漢、湖南省長沙、福建省福州などが市場開拓先として有望視されている。中国での新契約保険料を前年の8億2,000万人民元から今年は22億人民元に伸ばすことが目標だ。