ニュース 金融 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068692
金融監督管理委員会(金管会)の統計によると、2016年のインターネット経由の生命保険加入額は8,823万台湾元(約3億2,000万円)で、前年の7.7倍に増加した。損害保険加入額は4億1,624万元で2倍以上に増えた。24日付工商時報が報じた。
16年のネット経由の生保加入額のうち、商品別で最高だったのは利率変動型年金保険の4,745万元だった。損保では▽自動車保険、2億700万元▽バイク保険、1億3,600万元▽旅行傷害保険、6,913万元──などとなった。
台湾では14年にネット経由の保険加入が可能となったが、ネット上で販売できる保険商品や保険金額に制限があり、生保では昨年12月のネット経由の保険加入額は販路全体のわずか0.07%だった。
生保業者は、モラルハザード(倫理の欠如)や消費者トラブルを懸念して保険会社の多くがネット販売の拡大に慎重になっていると指摘。また、生保は営業担当者を経由したり、銀行、空港の保険カウンター、電話でも加入できるため、ネットで保険に加入しようとする消費者の意欲が低いと説明した。
金管会保険局は、業者の意見をまとめ、第2四半期に保険のネット販売に関する規制緩和を検討すると表明した。
生命保険の全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ、TGL)は23日、ネット販売を開始した(23日=中央社)
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