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16年工業生産指数1.42%上昇、過去2番目の高水準【表】


ニュース その他製造 作成日:2017年1月24日_記事番号:T00068694

16年工業生産指数1.42%上昇、過去2番目の高水準【表】

 経済部統計処が23日発表した2016年の工業生産指数は前年比1.42%上昇の106.42ポイントで、過去2番目の高水準だった。スマートフォンの国際ブランドの相次ぐ新モデル発表により電子部品の生産が増加し、電子部品業が6.39%の大幅成長を記録。これにより、工業生産指数の9割以上を占める製造業生産指数が、前年比1.89%上昇の107.29ポイントと過去最高となった。24日付工商時報が報じた。

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 昨年12月の工業生産指数は前月比0.47%上昇、前年同月比6.25%上昇の112.07ポイントだった。製造業生産指数は前月比0.65%上昇、前年同月比7.46%上昇の113.93ポイントで、単月としての過去最高となった。うち分野別では▽電子部品(半導体、液晶パネル)、139.89ポイント(前年同月比15.67%上昇)▽化学材料、110.37ポイント(3.82%上昇)▽ベースメタル、105.29ポイント(15.81%上昇)▽機械設備、97.53ポイント(7.25%上昇)▽コンピューター・電子製品・光学製品、76.87ポイント(前年同月比9.14%下落)▽自動車・部品、102.34ポイント(1.64%下落)──だった。

 統計処の王淑娟副処長は今年の展望について、トランプ米大統領の政策を観察する必要があるとした上で、現在の状況からみて、17年通年では電子部品が130.79ポイントと過去最高を更新するとの予測を示した。