ニュース 電子 作成日:2017年1月25日_記事番号:T00068703
半導体パッケージング・テスティング(封止・検査)大手、矽品精密工業(SPIL)が24日発表した2016年純利益は99億3,000万台湾元(約360億円)で、前年比13.4%増だった。海外転換社債(ECB)の評価益が貢献した。25日付経済日報などが報じた。
SPILの16年連結売上高は、前年比2.7%増の851億1,000万元で、過去最高だった。証券会社は、大口顧客の深圳市海思半導体(ハイシリコン・テクノロジーズ)、聯発科技(メディアテック)、エヌビディア(NVIDIA)向け出荷が好調だったと指摘した。粗利益率は前年比3.4ポイント低下し、22.7%だった。
第4四半期の連結売上高は221億8,000万元で前期比1%増、前年同期比6.8%増。粗利益率は23.6%で前期比0.6ポイント上昇、前年同期比2.6ポイント低下した。製品構成の調整や台湾元高が響いた。純利益は28億3,000万元で前期比5.1%増だった。前年同期は2億1,000万元の赤字だった。
証券会社は、今年第1四半期は非需要期ながら、中国のスマートフォンブランド、広東欧珀移動通信(OPPO)、維沃移動通信(vivo)、華為技術(ファーウェイ)などからの安定した受注で、SPILは前期比10%以下の減収にとどまると予測した。
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