ニュース 電子 作成日:2017年1月25日_記事番号:T00068704
市場調査会社、ウィッツビュー・テクノロジーの統計によると、群創光電(イノラックス)は2016年テレビ用液晶パネル出荷枚数が前年比19.3%減の4,173万枚で4位と、前年から2ランク順位を落とした。友達光電(AUO)も0.2%増の2,722万枚で6位となり、前年から1ランク順位を下げた。25日付工商時報が報じた。
ウィッツビューによると、イノラックスは23.6インチパネルの政府調達がなくなったほか、2月の台湾南部地震地震により生産計画が乱れ、出荷枚数が減少した。ただ、大型パネル生産を増やしており、出荷面積は前年比6.3%減にとどまった。
AUOも、第6世代生産ラインで32インチ、39インチパネルの生産枚数を減らし、65インチパネルを生産するなど、大型やハイエンド製品に注力しており、出荷面積は前年比10.7%増だった。
16年テレビ用パネル出荷の首位は、LGディスプレイ(LGD)で5,294万枚(前年比4.3%減、前年首位)だった。2位以下は▽サムスンディスプレイ(SDC)、4,680万枚(前年比8.1%減、前年3位)▽京東方科技集団(BOEテクノロジーグループ)、4,364万枚(前年比22.4%増、前年4位)──だった。BOEの3位入りは初めて。5位は深圳市華星光電技術(CSOT)で3,309万枚(前年比29.7%増、前年6位)だった。
全世界の出荷枚数は2億6,040万枚で、前年比3.5%減だった。平均サイズは43.6インチと、前年比2.2インチ(6.5%)拡大した。
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