ニュース 電子 作成日:2017年1月25日_記事番号:T00068706
アップルによるインドでのスマートフォン「iPhone」生産計画で、電子機器受託生産大手の緯創資通(ウィストロン)が受注の30%を獲得したもようだ。残りの多くは鴻海精密工業が手掛け、10%未満をインドの地場メーカーが組み立てるとされる。インドメディアの報道を基に25日付経済日報が報じた。
アナリストは、iPhoneは価格が高過ぎるためにインドでの販売台数が昨年300万台に満たなかったことから、アップルは組立メーカー3社および小売店と提携し、インドでの販売拡大を図る方針と分析した。
業界関係者は、インドは消費者の購買力が中国の3分の1だが、ウィストロンは比較的低価格のiPhone5cの組み立て経験があるため、インドでの生産コストを迅速に下げられると指摘した。市場では、ウィストロンはインド南部カルナータカ州ベンガルール(旧バンガロール)にiPhone生産工場を建設中で、来年4月に稼働するとの観測が出ているが、同社はこれについてノーコメントとしている。
一方、インドのエコノミック・タイムズによると、鴻海はインドに5カ所の生産拠点を持ち、モバイル端末の年産能力は1,200万~1,300万台だが、主な生産ラインはアップル以外の顧客に押さえられているという。
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