ニュース 電子 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068734
近年、照明市場における発光ダイオード(LED)製品の浸透率が急激に上昇し、価格も下落が進んだが、ここへきて市場の成長力が弱まっており、世界各地で需要の強弱が生まれている。中台のLEDメーカーが製品の主な出荷先としてきた欧米市場では景気低迷や大幅な為替変動に影響を受けてLED照明の普及が鈍化する一方、東南アジアや中東といった新興市場で比較的力強い成長が見込め、今後各メーカーの主戦場となるとの見方が業界で出ている。26日付電子時報が報じた。
また米国市場はトランプ大統領が就任し、今後インフラ建設が大幅に増え、照明製品の需要も増大するとみられるが、政府入札案件では「メード・イン・USA」が求められる可能性が高く、輸入業者は完成品の輸入を減らし、同国内で組み立てを行うようになると予想される。
一方、中東LED市場の規模は昨年、前年比27%の大幅な成長を見せ、光宝科技(ライトン・テクノロジー)も同地域で多くの街灯向け受注を獲得している。ベトナム市場も2013~15年の成長率は平均60%に達しており、世界的大手LEDメーカーの多くが同国に工場を設置している。
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