ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068738
自動車大手、裕隆集団の厳凱泰(ケネス・イエン)董事長は25日、中台事業について、台湾での経営は安定しており、同グループが出資する中国の東風裕隆汽車は昨年の業績が芳しくなかったものの、既に谷底は脱していると述べた。その上で、中国事業は状況を全て把握しており、今年、来年の業績はますます良くなると自信を示した。26日付工商時報が報じた。
厳董事長は、中国のGDP(国内総生産)成長率は毎年6~7%になると予想。昨年の中国の新車販売台数は2,800万台以上で、今年はさらに増えるとの見通しを示した。
一方、米国が環太平洋経済連携協定(TPP)からの永久離脱を決定したことについて、厳董事長は、世界が再び保護主義へ走るのは必至だが、どのような変化が起きるかを見通すにはあと3~6カ月の観察が必要と述べた。ただ、台湾市場は2008年の世界金融危機を経て、購買力の安定した成熟市場となっており、マクロ環境に影響されにくいとして、今年の台湾自動車市場は前年並みを維持するとの予想を示した。
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