ニュース 公益 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068744
洋上風力発電(オフショア風力発電)を手掛ける上緯企業(SWANCOR)は25日、同社傘下の海洋風力発電(フォルモサI)が、デンマークの業界世界最大手、DONGエナジーおよび豪マッコリーキャピタルから出資を受け入れることで契約を結んだ。海外資本と世界をリードする技術を導入して、台湾市場で事業を拡大したい考えだ。欧州委員会(EC)と台湾の経済部投資審議委員会(投審会)の承認を待って実行する。26日付工商時報が報じた。
フォルモサIの資本金は10億7,500万台湾元(約39億円)。提携後の出資比率は上緯企業が15%、DONGエナジーが35%、マッコリーキャピタルが50%となる。DONGエナジーは洋上風力発電の開発コンサルティングを、マッコリーキャピタルは資金提供、財務管理コンサルティングなどを担当する。
上緯集団の蔡朝陽董事長は、国際レベルの経験と同社の台湾での知識を合わせることで、洋上風力発電が大きく発展すると期待感を表明した。また、DONGエナジーのサミュエル・リューポルド副社長兼COOは、同社は洋上風力発電分野で25年の実績があり、強力なパートナーシップを結べると話した。
フォルモサIはこれまでにシーメンスの洋上風力発電機2基を設置している。設備容量は計8メガワット(MW)で、3月に稼働を予定している。
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