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17年GDP成長率予測、1.78%に上方修正=台経院【表】


ニュース その他分野 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068745

17年GDP成長率予測、1.78%に上方修正=台経院【表】

 台湾経済研究院(台経院)は25日、台湾の2017年の域内総生産(GDP)成長率予測を1.78%へと、従来予測から0.13ポイント上方修正した。26日付工商時報が報じた。

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 その他の17年経済指標の予測は、▽個人消費成長率、1.91%(従来予測から0.1ポイント上方修正)▽輸出総額成長率、3.89%(0.63ポイント上方修正)▽輸入総額成長率、4.25%(0.58ポイント上方修正)▽消費者物価指数(CPI)上昇率、1.4%(0.1ポイント上方修正)──。

 邱達生・台経院景気予測センター副主任は、今年の世界経済、貿易成長率の予測が昨年より高いほか、原油や原材料価格が回復しており、台湾の貿易にとって好材料と予測した。ただ、英国の欧州連合(EU)離脱の過程や、米国のトランプ新政権が推進する製造業の米国回帰、米中関係などを不確定要素に挙げた。

製造業景況指数、過去2年で最高

 また、台経院が同日発表した昨年12月の製造業の営業景気観測指数は前期比1.55ポイント上昇の101.4ポイントで、過去2年4カ月で最高だった。ただ、今後半年間の景気については「良くなる」との回答が21.9%で前月比1.4ポイント増加した一方、「悪くなる」も18.2%で0.6ポイント増加した。

 サービス業の12月営業景気観測指数は90.31ポイントで前月比1.62ポイント上昇、建設業は86.08ポイントで0.37ポイント上昇した。