ニュース 政治 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068748
来年の台北市長選に向け、現職の柯文哲氏が再選に意欲を見せる中、「時報周刊」による最新の世論調査で、柯氏が24.2%という低率ながら支持率でトップに立った。26日付中国時報が伝えた。
柯氏は独断的な市政運営や市政府幹部との対立に反発も根強く、支持率が伸び悩んだものの、与野党から出馬が見込まれる有力候補をいずれも上回った。年齢別で見ると、柯氏は40歳以下の層から特に支持を集めている。
対立候補の支持率は、▽野党国民党の丁守中前立法委員、12.4%▽同党の朱立倫新北市長、11.1%▽民進党の頼清徳台南市長、10.2%──などの順だった。今後の候補一本化で逆転する可能性はあるが、現時点で柯氏は与野党の有力候補を相手に優位を保っている格好だ。
14年の市長選では、民進党が無所属の柯氏を推したが、18年には独自候補を擁立する構えを見せており、柯氏以外に国民党、民進党がそれぞれ候補を立て、少なくとも三つどもえの選挙戦になる可能性が高まっている。
今回の世論調査は、艾普羅民調が16日に20歳以上の台北市民を対象に実施し、866人から有効回答を得た。
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