ニュース 政治 作成日:2017年1月26日_記事番号:T00068749
サントメ・プリンシペと昨年12月に断交したことで、台湾がアフリカで正式な外交関係を持つ国はブルキナファソとスワジランドの2カ国のみとなったが、両国はともに台湾との友好関係を堅持する方針であることが分かった。ブルームバーグの報道として26日付蘋果日報が報じた。
ブルキナファソのバリー外相はブルームバーグのインタビューに対し、「ある人物が『中国と国交を結べば500億米ドルを提供する』と持ち掛けてきたが無礼な提案だと感じた」と述べた上で、「台湾はわれわれの友人でありパートナーだ。金のために台湾を裏切ることはあり得ない」と強調した。
スワジランドのシメランス政府広報官も「台湾との関係に満足しており、長期的に維持していきたいと考える。われわれの友情は国家的利益に基づいており、台湾の財布が厚いからではない」と述べた。
台湾の安全保障関係者は両国の表明について、ガンビアが以前、中国の誘いに乗って台湾に巨額の金を要求したが、得られなかったため断交したものの、中国がその後同国との約束を果たさなかった例があり、台湾の友好国は中国のこうした手口を既によく知っているためだと背景を説明した。
民進党の羅致政立法委員は、「いわゆる金銭外交を展開しているのは中国であって台湾でないことが証明された」と指摘した。
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