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ASUSに独禁法違反の疑い、欧州委が調査


ニュース 電子 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068758

ASUSに独禁法違反の疑い、欧州委が調査

 欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)は2日、インターネット販売における価格設定でEU競争法(独占禁止法)に違反した疑いがあるとして、華碩電脳(ASUS)を含む電気製品ブランド3社などに対する調査を開始したと発表した。ロイター通信によると、調査対象企業は違反が確定した場合、最大で世界売上高の1割に相当する罰金が科される見通しで、ASUSの罰金額は470億台湾元(約1,700億円)以上となる可能性がある。これは同社の2年半分の利益に相当する。4日付工商時報が報じた。

 ECは既に2年近く調査を行っていると説明したが、違反が確定した場合の罰則や、調査対象製品、調査の完了予定時期については明らかにしていない。ASUSは「当社は法律を順守してきた。調査に関する情報が不十分なため、まず状況を把握し、調査に協力する」とコメントした。