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1月新車販売4.5万台、1年ぶり前年割れ【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068760

1月新車販売4.5万台、1年ぶり前年割れ【表】

 1月の新車登録台数は4万5,430台で前月比8.5%増、前年同月比4.3%減だった。市場予想の5万台を下回り、昨年1月の新車買い替え時の貨物税(物品税)減免措置導入以降で初の前年割れとなった。業界関係者は、週休2日制(一例一休)導入により物価上昇や収入減少が予想され、消費マインドが低下したと分析した。3日付工商時報が報じた。

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 トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の1月の新車登録台数は前月比0.1%減、前年同月比9.5%減の1万4,101台で、市場シェア31%だった。和泰汽車は2日、最も人気の台湾生産中型セダン「カローラ・アルティス」のゼロ金利ローン限度額を50万台湾元(約180万円)に引き上げると発表した。台湾では春節(旧正月)前に新車が最も売れるため、春節開けの販促キャンペーンは異例だ。

 2位の裕隆日産汽車は5,816台(シェア12.8%)で前月比63.3%増、前年同月比15.7%増だった。昨年末に受注した車両の納車が今年1月にずれ込んだためだ。

 3位の中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)は4,707台(シェア10.4%)で前月比37.1%増、前年同月比8%減だった。

 1月の新車登録台数を基に試算すると、台湾市場全体の2017年通年の新車登録台数は41万台余りと、従来予想の43万台を下回る見通しだ。