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台湾製ステンレス溶接式管継手、EUがAD関税決定


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068763

台湾製ステンレス溶接式管継手、EUがAD関税決定

 欧州連合(EU)は先月27日、台湾および中国から輸入されるステンレス溶接式管継手がコストを下回る低価格で販売されていることが調査の結果明らかとなり、双方の製品に反ダンピング(不当廉売、AD)関税を課すことを欧州委員会(EC)で決めたと発表した。台湾製品への関税率は5.1~12.1%でメーカーごとに決まる。課税期間は5年。1月28日付経済日報が報じた。

 今回の決定は2015年10月からのダンピング調査を基に行われたもので、先月28日に発効した。

 なお中国メーカーには30.7~64.9%と台湾メーカーを大きく上回る関税率が課せられる。同国商務部はこれを受けて、「こうした保護主義は世界の貿易に打撃を及ぼすだけだ」と疑問視する声明を発表。今後、EU側と問題解決に向け協議を行う考えを示した。