ニュース 建設 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068767
内政部は2日、2016年の台湾全土の建物売買移転件数(売買による建物の所有権移転登記の件数)が過去最低の24万5,396棟にとどまったと発表した。前年比16%減だった。3日付蘋果日報が伝えた。
地域別では台北市で前年比28.1%減の2万1,500棟と最大の減少幅を示したほか、台中市でも26%の減少を記録した。件数で最多だった新北市も15.2%減の4万3,000棟だった。
政治大学地政学系の張金鶚特聘教授は「売り手の値引きが限定的で、売買双方の価格認識には開きがあり、投資目的の購入者が市場参加せず、自己居住目的の購入者も模様眺めだった。現在住宅を売却するには値下げしかない」と指摘した。
ただ、今年1月に入り移転登記件数は回復傾向を示しており、6直轄市では前年同期を2割以上上回った。特に新北市は7割増となった。業界関係者は「1月は底入れの傾向が見られ、今年の取引件数は緩やかに回復するのではないか」と指摘した。
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