ニュース 運輸 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068771
台中市に建設中の都市交通システム(MRT)緑線(2020年開通予定)を走る車両の第一陣が5日、台中港に到着した。6日付中国時報が報じた。
車両は昨年完成し、300項目に及ぶテストに合格した(台中市政府交通局リリースより)
車両は4両編成の2編成で、日本の川崎重工業兵庫工場製。車体には「芽吹き」をイメージした緑色の流線が描かれている。
緑線には無人運転の電車18編成が導入される。うち9編成は日本で組み立て、残る9編成は技術移転を受け、台湾車輌の湖口工場(新竹県)で組み立てられる。1編成当たりの車体費用は1億8,700万台湾元(約6億8,000万円)で、台北MRT文湖線の2億元や台湾桃園国際機場捷運(桃園空港MRT)の3億2,000万元を下回る。
林佳龍台中市長は「工事は機電部分に入っており、来年には試運転を行う予定だ。MRT青線も交通部の審査を通過しており、MRT2路線に台湾鉄路(台鉄の山手線構想を加えれば、台中には四方に通じる鉄道網が完成する」と述べた。
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