ニュース その他分野 作成日:2017年2月6日_記事番号:T00068774
国家発展委員会(国発会)が1月26日発表した12月の景気対策信号総合判断指数は前月比2ポイント上昇の28ポイントとなり、過去2年3カ月で最高だった。機械設備の輸入や製造業がけん引し、景気対策信号は6カ月連続で安定を示す「緑」となった。27日付工商時報が報じた。
総合判断指数を構成する9項目のうち、機械・電機設備輸入額変動率が「黄赤(過熱傾向)」から「赤(過熱)」に転じ、製造業営業気候測験点が「緑」から「黄赤」に改善した。その他は変わらず、▽M1B(現金通貨と預金通貨)変動率▽株価指数変動率▽工業生産指数変動率▽輸出額変動率▽製造業販売量指数変動率──は「緑」、▽非農業部門の就業者数変動率▽卸売・小売・飲食業売上高変動率──は「黄青(後退傾向)」のままだった。
先行指数である領先指標は100.44ポイントで前月比0.04%上昇、一致指数の同時指標は105.53ポイントで1.18%上昇し、ともに10カ月連続の上昇となった。
国発会は今後の見通しについて、半導体メーカーの先進プロセス投資や春節(旧正月、2017年は1月28日)の個人消費が好材料と指摘した。同時に米国のトランプ政権の経済政策や、英国の欧州連合(EU)強硬離脱の可能性などを不確定要素に挙げた。
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