食品大手旺旺集団の香港持ち株会社、中国旺旺控股の昨年の売上高は、前年比28.8％増の10億9,000万米ドルに上った。純利益は２億100万米ドルで、42.55％の大幅成長となった。18日付経済日報が報じた。
昨年の売上高のうち、乳製品と飲料が41％増の３億9,000万米ドルで、菓子類などの嗜好（し好）食品は23.5％増の２億5,700万米ドルを占める。
中国旺旺によると、原材料、パッケージなどの価格上昇で、販売コストが24.3％増の６億5,800万米ドルに上った。粗利益率は2.2ポイント増の39.9％だった。純利益率は前年比1.8ポイント増の18.4％だった。
今年は、引き続き生産設備を拡張し、乳製品と飲料の生産能力を23万9,000トン、嗜好食品は４万3,000トン、米菓は１万7,000トンとする計画だ。アナリストの予測では、今年の売上高は25％増、利益は18％増となる。
