ニュース 電子 作成日:2017年2月7日_記事番号:T00068787
スマートフォン大手、宏達国際電子(HTC)が6日発表した1月連結売上高は前月比27.2%減、前年同月比28%減の46億6,500万台湾元(約170億円)で、過去10カ月で最低だった。7日付工商時報などが報じた。
米系証券会社のアナリストは、スマホは春節(旧正月、17年は1月28日)連休による稼働日の減少、有機EL(OLED)パネルの供給不足が影響し、バーチャルリアリティー(VR)システム「HTC Vive」は高価格とコンテンツ不足が普及のネックだと分析した。
アナリストは、人工知能(AI)搭載のスマホ旗艦機種「HTC U」は第2四半期からサムスン電子の「ギャラクシーS8」や華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)の「ファーウェイP10」との競争に直面すると指摘した。HTCが受託生産するグーグルのスマホ「Pixel(ピクセル)」は、有機ELパネル不足で昨年の出荷台数が200万台にすぎず、今年も500万台にとどまると予測した。「ピクセル2」発売は下半期の予測だ。また、昨年の「HTC Vive」出荷台数は40万台にすぎず、今年も70万台と、従来予測120万台を下回ると予測した。
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