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鉄鋼・金属
作成日：2008年4月18日_記事番号：T00006879
富士康、広西に電解アルミ工場か
鴻海集団傘下で、中国で携帯電話を受託生産する富士康科技集団（フォックスコン）が、中国広西チワン族自治区百色市に電解アルミニウム工場の設立を検討しているもようだ。同自治区百色市経済委員会の韓元勝主任が17日、明らかにした。18日付工商時報が報じた。
韓主任によると、鴻海集団の関係者が昨年２度にわたって同市に視察に訪れており、実現すれば投資額は１億人民元（約14億6,000万円）に上るとみている。同工場の製品は富士康の電子部品向けに供給されるという。
鴻海集団の丁祈安スポークスパーソンは、現在関連情報を収集中で、検討していると語った。
百色市では現在、酸化アルミニウムが600万トン生産されており、年末には電解アルミニウムの生産量も100万トンに上ると予測されている。
