ニュース 金融 作成日:2017年2月7日_記事番号:T00068798
台湾証券交易所(台湾証券取引所、TWSE)などによると、春節(旧正月)後の3営業日に証券会社6社がハッキング被害に遭い、電子メールで仮想通貨ビットコインを要求される事例が相次いだ。ハッカーは10ビットコイン(約112万円)前後を要求し、応じない場合は分散型サービス拒否攻撃(DDos)を加えると脅迫しているという。7日付蘋果日報が伝えた。
これまでに被害に遭ったのは、大展証券、元富証券、高橋証券、大衆証券、群益金鼎証券と先物会社1社で、情報システムの能力が低い小規模証券会社がターゲットになっているもようだ。昨年にも第一金証券が同様のハッキング被害に遭ったが、複数の証券会社が一度に被害に遭うのは今回が初めてだ。
事態を受け、金融監督管理委員会(金管会)は既に内政部警政署刑事警察局に捜査を依頼した。
脅迫を受けた証券会社は実際にハッカーによる攻撃を受け、群益金鼎証券、大衆証券のサーバーには6日朝に大量のアクセスが集中し、一部で影響が出た。
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