ニュース 政治 作成日:2017年2月7日_記事番号:T00068803
3月31日告示、5月20日投票の日程で行われる野党国民党の主席選挙を控え、同党への入党者が急増している。背景には主席選での得票を確保したい各候補陣営の思惑があるとみられる。7日付聯合報が伝えた。
主席選で投票権を得るための入党期限だった1月20日までに新規入党または党籍回復の手続きを取った人は年初来で5万3,828人に上った。2月3日現在で主席選の投票権を持つ一般党員は6万6,065人で、1月10日時点よりも5万人増えた。さらに3月末までに締め切られる一般党員の党費追納に応じる人も増える見通しだ。党費を滞納している一般党員は61万人いる。
しかし、党員急増は同党の支持層拡大というよりは、各候補陣営による「頭数」の確保という側面が色濃く、論議を呼んでいる。各地で暴力団、建設業界関係者が大量入党しているとされるほか、2014年に台北市内で起きたナイトクラブ警官殺害事件の主犯格の男が入党していたことが発覚し、後日除名されるという一幕もあった。
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