ニュース 電子 作成日:2017年2月8日_記事番号:T00068813
半導体集積回路(IC)などを扱う大手商社、大聯大投資控股(WPGホールディングス)は7日開催した業績説明会で昨年第4四半期の決算報告を行い、資金難に陥っている中国の楽視網信息技術(Letv)から売掛金が未回収となっていることに関連する損失が15億5,000万台湾元(約56億円)に上ったことを明らかにした。WPGの黄偉祥董事長は「これを教訓に今後はリスクマネジメントの改善に努める」と語った。8日付経済日報が報じた。
また黄董事長は「今回の損失計上は一時的なもので楽視網との返済に関する協議は継続中」とした上で、同社に対し現金取引による製品供給を行っていると説明。「顧客の経営が安定することを望む。そうなればサプライチェーン全体にとって良いこと」と語った。
また楽視網のサプライチェーンには、仁宝電脳工業(コンパル・エレクトロニクス)、和碩聯合科技(ペガトロン)、文曄科技(WTマイクロエレクトロニクス)といった台湾企業が含まれるが、各社とも早ければ昨年第4四半期の決算に関連損失を計上するとみられる。
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