ニュース 機械 作成日:2017年2月8日_記事番号:T00068815
経済部と台中市政府は7日、機械産業の技術革新を目指す「スマート∞機械推進弁公室」を発足させた。8日付中国時報が伝えた。
蔡総統は発足式に参加したメーカーから3Dプリンターで製作した製品を贈られた(7日=中央社)
同弁公室を台中に設置した背景には、工作機械などの産業が盛んなことがある。同弁公室は▽全面的な機械分野の人材養成ネットワークの構築▽政府・研究機関・法人のリソースを統合し、産業の研究開発(R&D)と革新の足取りを加速する▽企業による展示、販売のルートを拡充し、独自ブランドを育成する──とする3大目標を掲げた。
発足式に出席した蔡英文総統は「インダストリー4.0(第4次産業革命)は台湾にとって逃すことができない機会であり、スマート製造は進まないわけにはいかない道だ。産業立国を守り、『メード・イン台湾』という独自ブランドを打ち出していく」と語った。
その上で、蔡総統は「現在28カ所の大学がスマート機械関連のプロジェクトに参加している」と述べ、企業が地元に人材をプールするため、従業員が大学で研修を受ける機会を設けることなどを呼び掛けた。
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