自動車大手、裕隆汽車製造（ユーロン・モーター）の厳凱泰（ケネス・イエン）董事長は８日、新北市の新店工場跡地で計画している商業施設と住宅の複合開発について、年末に着工するとの見通しを示した。商業施設は2020年オープンの予定だ。９日付経済日報が報じた。
厳董事長（中）は、新北市のランドマークにしたいと話した（８日＝中央社）
新店工場跡地では、180メートルと176メートルの２棟の高層ビルを建設する。昨年３月に亡くなった世界的建築家ザハ・ハディド氏が設計した。
商業施設には、誠品集団（eslite）やシネマコンプレックスの威秀影城（VIESHOW CINEMAS）を誘致する考えだ。
一方、住宅エリアについては、1,000戸規模で計画している。着工や販売の時期は調整中だ。
