スーパーマーケット最大手、全聯福利中心（ＰＸマート）は昨年、ダイソンの掃除機など家電大手の人気製品８種類を割安価格で購入できるポイントキャンペーンを実施したところ、客単価が大幅に伸び、業績を押し上げた。これを受け、今年はシャープやハネウェルなどの家電大手とも提携して、840万人以上のカード会員を対象に23種類の人気製品を割安価格で購入できるキャンペーンを実施しており、業績の２割以上の押し上げ効果を期待している。９日付工商時報が報じた。
ポイント300点を集めればシャープのウオーターオーブンが４割引きで買える（全聯フェイスブックより）
全聯の同ポイントキャンペーンでは、良質の家電製品を最大５割引きで購入できる。消費者は百貨店の創業祭（週年慶）セールを待つ必要がなくなるため、スーパーの「百貨店化」を後押ししているとして注目されている。
全聯は、今後も世界的なメーカーと提携して、全聯の会員、メーカー、全聯の３者ともが利益を享受できるようにすると強調した。
