ニュース その他分野 作成日:2017年2月9日_記事番号:T00068855
内閣改造を受け、8日に就任した林美珠労働部長は引き継ぎ式で、「今後は対話を強化し、労使双方の意見に耳を傾け、労使対話を促進し、労使のバランスの取れた発展を追求していく」と抱負を述べた。9日付経済日報が伝えた。
林労働部長(左)は、一例一休の関連措置の策定が自分にとって最大の任務と話した(8日=中央社)
労働行政をめぐっては、週休2日制(一例一休)の導入による混乱が収まっていないが、林労働部長は「まだ関連措置が必要だ。宣伝、指導、後続作業を進めなければならない。私が全部引き受け、仕事をやり遂げたい」と述べた。
今後は産業界から不満が続出している週休2日制の柔軟な運用が焦点となりそうで、そうした期待を反映し、財界団体の幹部ら多数が引き継ぎ式を見守った。
蔡英文政権としては、今回の労働法規改正で冷え込んだ財界との関係を労働部長交代で再構築したい構えとみられる。
林労働部長はまた、労働部の今後の政策方針として、▽就業促進と外国人労働力の適切な運用▽労働法令の整備と労災補償などの強化▽最低賃金法制などによる公平な成長と永続的発展──を挙げた。
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