ニュース 政治 作成日:2017年2月10日_記事番号:T00068883
米ホワイトハウスは現地時間9日、トランプ大統領と習近平中国国家主席が同日電話会談し、トランプ大統領が習主席の求めに応じて米国の「一つの中国」政策を順守することに同意したと明らかにした。ホワイトハウスの発表では、中台関係や台湾には触れられていない。中央社が10日報じた。
ホワイトハウスはまた、電話会談はとても親しげに行われ、双方から相手側を自国に招く意向が示されたと説明。双方がさらなる対話と成果を得ることを期待しているとした。
トランプ大統領は就任に先立って蔡英文総統と異例の電話会談を行うとともに、不公正な貿易を行う中国に対しては必ずしも「一つの中国」政策を守る必要はないと発言したため、就任後の対中政策が注目されていたが米国の従来方針に立ち戻ることを表明した形だ。
トランプ大統領の表明に対し民進党の羅致政立法委員は、「米国の『一つの中国政策』と中国の『一つの中国の原則』は異なり、米国の従来の立場を示しただけだ。米台関係に影響は出ない」とコメントした。
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