ニュース 電子 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068889
米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーは今年、台中工場(旧瑞晶電子)に10億米ドルを投じ、20ナノメートル以下世代プロセスへのアップグレードを加速させ、先進プロセス技術でサムスン電子を追い上げたい考えだ。また同社は今年、台湾で1,000人規模の人材採用を行う方針だ。13日付工商時報が報じた。
華亜科技(イノテラ・メモリーズ)を完全子会社化し、台湾を自社のDRAM生産拠点としたマイクロンは、過去数年間でイノテラの桃園工場における20ナノメートル製造プロセスへの移行に10億米ドルの資金を投じてきた。また現在、25ナノプロセスを主力とする台中工場には、昨年も20ナノ以下世代プロセスへのアップグレードに同額を投じており、今年から数千枚規模での生産を開始している。
なお同社は、2015年に台湾積体電路製造(TSMC)の米子会社から引き抜いた徐国晋氏を台中工場の営運長に、マイクロン・シンガポール工場の葉仁傑氏を桃園工場の営運長に、京元電子(KYEC)やアムコア・テクノロジーで要職を務めた梁明成氏を台中工場向かい側に計画しているパッケージング・テスティング(封止・検査)工場の総経理に据えた。
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