ニュース 電子 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068891
13日付経済日報によると、米半導体メモリー大手、マイクロン・テクノロジーがDRAMおよび3次元(3D)NAND型フラッシュメモリー事業に専念するため、NOR型フラッシュメモリー事業からの撤退を計画しており、関連部門の売却先を模索しているとされ、台湾の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)や中国の北京兆易創新科技(ギガデバイス)による買収の可能性が伝えられている。
マイクロンは2010年にスイスのニューモニクスを買収、さらに米スパンションが財務危機によりNOR型フラッシュメモリーから撤退したことで世界シェア1位に立った。しかし、15年のシェアは20%で旺宏電子(マクロニクス・インターナショナル)に次ぐ2位に転落。その後スパンションを買収した米サイプレスに3位の座を明け渡していた。近年では同製品価格が急速に下落し、同社における売上高構成比も縮小が続き、その地位が低下していた。
観測についてマイクロン関係者は、NOR型フラッシュメモリー事業売却計画の存在を認めたものの、広報担当者は詳細を明らかにしていない。一方、ウィンボンドの詹東義総経理は「聞いたことはないが、慎重に検討する」とコメントした。
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