ニュース 電子 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068893
台湾南部近海を震源とするマグニチュード(M)5.6の地震が11日午前1時すぎに発生し、転倒などにより4人が負傷した。台南市では震度6を観測した。昨年2月の台湾南部地震を思い起こさせ、緊張が走ったが、液晶パネル生産に深刻な被害は出ていないようだ。13日付蘋果日報などが報じた。
台南市のコンビニエンスストアでは地震により天井が落下した(11日=中央社)
南部科学工業園区(南科)の液晶パネル工場では生産設備が自動停止したが、安全を確認後にすぐに運転を再開した。高雄市の路竹園区では震度5を観測し、群創光電(イノラックス)の第8.5代液晶パネル工場、第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル生産ラインが停止し、現在復旧作業中だ。証券会社は、復旧作業は3日ほどで終了するとみている。
なお、地震により一時6万世帯近くが停電したが、地震発生の約30分後には復旧した。台湾高速鉄路(高鉄)、台湾鉄路(台鉄)の運行に影響はなかった。
中央気象局は、今後2週間以内にマグニチュード4クラスの地震が発生する可能性があるとして警戒を呼び掛けた。
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