ニュース 電子 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068895
ノートパソコン受託生産大手、広達電脳(クアンタ・コンピュータ)が10日発表した1月連結売上高は799億8,200万台湾元(約2,900億円)で、前月比23.8%減、前年同月比33.1%増だった。アップルが昨年11月に発売したハイエンドノートPC「MacBook Pro(マックブックプロ)」新モデルが前年同月比で大幅増収を達成した要因だ。11日付工商時報が報じた。
1月のノートPC出荷台数は270万台で、前月比30.8%減、前年同月比14.1%増だった。マックブックプロは、新機能タッチバー付きの機種が一度は供給が厳しくなったが、徐々に解消されつつあるようだ。
和碩聯合科技(ペガトロン)が同日発表した1月連結売上高は891億4,900万元で、前月比6.11%増、前年同月比12.11%減だった。1月のノートPC出荷台数は80万台で前月比9%減だった。マザーボードとデスクトップPCは合計65万台で、前月比19%減だった。
ペガトロンは前月比での増収について、昨年12月に予定していた通信関連製品の出荷が今年1月にずれ込んこと、および12月の数字が低かったことを理由に挙げた。
業界関係者はペガトロンの第1四半期業績見通しについて、アップルが部品在庫を消化するため、スマートフォン新機種「iPhone7」の発注を従来計画より増やしており、ペガトロンはディスプレイサイズ4.7インチ、5.5インチのいずれでも恩恵を受けると予測した。
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