ニュース 石油・化学 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068898
台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社が10日発表した1月連結売上高は前月比0.5%増、前年同月比26.9%増の1,294億2,700万台湾元(約4,800億円)で、2015年7月以降で最高だった。春節(旧正月、17年は1月28日)休暇で出荷日数が減少したものの、原油価格の上昇が増収につながった。11日付工商時報などが報じた。
主要4社の1月連結売上高は▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス、台塑)、148億800万元(前月比17.2%減、前年同月比4.6%増)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチックス、南亜プラ)、239億9,800万元(前月比6.1%減、前年同月比13.5%増)▽台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)、300億6,700万元(前月比3.8%増、前年同月比22.1%増)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル、台塑化)、605億5,400万元(前月比7.4%増、前年同月比44%増)──だった。
台塑の林健男董事長は第1四半期売上高見通しについて、台湾中油(CPC)の新第3ナフサ分解プラント(高雄市林園区、新三軽)の保守点検に合わせて稼働率を引き下げるため、前期比でやや減少すると予測した。ただ、今後はインドで高額紙幣廃止に伴う石化製品の需要低下が一段落するほか、米国でも春に入り建設需要が回復するため、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)製品の需要回復が見込めると話した。
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