ニュース 運輸 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068902
交通部の業務停止命令を受け10日から業務を一時停止した配車アプリ「ウーバー」の運転手が同日、抗議のため自動車100台で交通部の建物を周回し、40人余りが建物の門の前で座り込みを行った。抗議行動を計画した沈柏耀氏は交通部に対し、1週間以内に公聴会を開きウーバーの運転手と意見を交わすことなど4点を要求。交通部は1週間以内の公聴会の開催には同意した。11日付蘋果日報が報じた。
ウーバー運転手は車体に抗議文を書いて合法化を求めた(10日=中央社)
沈氏が交通部に要求したのは公聴会開催のほか、▽ウーバーに適用される特別法の制定▽レンタカー業者によるウーバーの配車サービス使用を認めること▽行政院が部会(省庁)横断会合を開いてウーバーとの対話を再開すること──。
交通部は、ウーバーはタクシー業者としての登記を行い、税金を納め、乗客のための損害保険に加入するという最低ラインを守った上で、合法的な経営を行うべきとの立場を改めて表明した。さらに、ウーバーが運転手への配慮なく業務を停止したことや、同社に科した罰金2億3,000万台湾元(約8億5,000万円)が依然未納であることを批判した。
ウーバーは、罰金については通知受領後に今後の方針を決めると説明。さらに、現行の法律に従えば経営が難しいとして、政府と再び対話を行い、業務を再開したいとの考えを示した。
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