ニュース その他分野 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068904
台湾電力(台電、TPC)は同社が保有する北部貯蔵運輸センター倉庫跡地(台北市松山区)南側と、電力修護処用地(同市南港区)の計5ヘクタールの商業用地を自社開発し、同倉庫跡地北側(2ヘクタール)を台北市政府の用地開発に提供する覚書(MOU)を台北市政府と14日に締結する。TPCは電力修護処用地に南港軟体工業園区(南港ソフトウエアパーク)第4期として延べ床面積4万~5万坪のビルを建設し、IC設計、デジタルクリエイティブ、バイオテクノロジー業者を誘致する計画で、台湾の公営企業がソフトウエアパークを手掛ける初のケースとなる。12日付工商時報が報じた。
TPCの電力修護処は依然稼働しておらず、2019年に新北市林口区に移転予定だ。TPCは、南港ソフトウエアパーク第1~3期のスペース不足で多くの企業が第4期開発を望んでいたと説明。第4期の開発から企業誘致、運営までデベロッパーに委託する計画だ。開発に伴う商機は100億台湾元(約370億円)以上を見込む。
TPCと台北市政府はMOU締結後、両用地の用途変更を進め、1~2年以内に完成させる見通しだ。台北市政府は取得した用地に公園、緑地、文化クリエイティブ関連の展示・イベントスペース、公共住宅などを建設する計画だ。
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