ニュース 社会 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068906
行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局(防検局)は12日、台南市六甲区のシチメンチョウ飼育場でH5N6型の高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。13日付自由時報が伝えた。
H5N6型が検出されたシチメンチョウ飼育場。被害が初めて台湾西部に広がった(11日=中央社)
問題の飼育場ではシチメンチョウ約3,000羽が集団死したが、当初は飼料が原因とみられていた。飼育場と飼料メーカーが集団死の原因をめぐり対立し、警察沙汰となったことから、警察の依頼で検査が行われ、H5N6型ウイルスが検出された。
H5N6型ウイルスの検出は、花蓮県でガチョウまたはアヒルの死骸から検出されたケースに続くものだ。農委会は通報を怠っていたシチメンチョウ飼育場に行政処分を下すとともに、行政院レベルの中央災害対策センターを設置し、感染防止作業を台湾全土に拡大することを提言した。
一方、花蓮県から宜蘭県内に輸送されたアヒル3,000羽からH5N6型およびH5N2型ウイルスが検出されたことを受け、農委会が花蓮県から県外への水禽類、陸禽類の搬出を禁止した。
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