ニュース 社会 作成日:2017年2月13日_記事番号:T00068907
寒波が到来した今月9日から12日までの4日間に、台湾全土での急死例は高齢者の突然死が相次ぎ、病院に到着するまでの間に死亡する院外心停止(OHCA)のケースが154件に上っている。彰化県ではわずか23歳の男性が亡くなった例もあった。
彰化県和美鎮に住む23歳の男性は、12日午前8時ごろ、寝た状態のまま呼吸をしておらず、心臓が止まっているのを家族に発見された。救急車を呼んで病院に運んだものの蘇生しなかった。男性にはてんかんの持病があった。
台中市では6人が死亡、大部分に高血圧などの病歴があった。このうち1人は39歳の男性で、台湾鉄路(台鉄)台中駅の地下道で亡くなっているのが見つかった。警察は低温が原因で死亡したとみているが、詳しい原因をさらに調べることにしている。
この他、雲林県東勢郷では56歳の男性が自宅で夕食中に突然意識を失って死亡したケースや、同県虎尾郷では57歳の男性が自宅で突然体の不調を訴え、家族にベッドに寝せられるも間もなく亡くなった例も起きた。
消防部門では、気候が寒い中、高齢者は特に保温に気を配るよう呼び掛けている。なお、中央気象局によると、きょう13日から寒波は徐々に勢力を弱め、あすは北部で日中の最高気温20度以上、南部で23~25度を回復する見通しだ。ただ、昼夜の温度差は依然厳しいとみられる。
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