ニュース 電子 作成日:2017年2月14日_記事番号:T00068915
メモリー設計の鈺創科技(イートロン・テクノロジー)は子会社の鈺立微電子と共同開発した3D(3次元)深度マップ作成用コントローラICでグーグルと提携を結んだ。今後、ジェスチャーによる制御や顔認識、バーチャルリアリティー(VR)および拡張現実(AR)、ドローン(小型無人機)といった分野での応用を目指す方針だ。14日付工商時報が報じた。
同紙によると、イートロンはグーグルが開発した空間認識技術「Tango」に関する協力を行う予定だ。TangoはARやVRをスマートフォンに導入する際に必要となり、今年に入って大手スマホブランドが相次いで同技術を採用した製品を発表している。
観測によると、アップルが今年下半期に発売するとされるスマートフォン新機種「iPhone8」には、タイム・オブ・フライト(ToF)方式を採用した3Dセンサーが搭載され、ジェスチャー・コントロールや顔認識などの新機能が導入されるとみられている。さらに華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)など中国ブランドの多くも同様の技術を導入する見通しで、早くから3D深度マップ作成技術の開発に取り組んできたイートロンは今年、爆発的な成長を遂げると予想されている。
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