ニュース 電子 作成日:2017年2月14日_記事番号:T00068916
中国の市場調査会社、群智諮詢(シグマインテル・コンサルティング)によると、2016年のテレビ用4Kパネル世界出荷枚数は前年比70%増の6,374万枚となり、市場浸透率は24.7%に上昇した。このうち、台湾の群創光電(イノラックス)は880万枚で世界3位、友達光電(AUO)は790万枚で世界4位だった。今年の世界出荷枚数は7,800万枚へと22.3%増え、市場浸透率が30%以上に高まるほか、韓国メーカーが液晶パネルから有機EL(OLED)パネルへの移行を進める見通しで、台湾2社の4Kパネル出荷と利益の拡大が予想されている。14日付経済日報が報じた。
55インチ以上の大型パネル市場における4Kパネル浸透率は昨年78%に達した。このうち65インチでは95%に上り、55インチでは73%だった。イノラックスとAUOは50インチ以上の4Kパネルに注力している。一方、49インチの4Kパネル浸透率は約50%、43インチでは20%以上だった。
シグマインテルは、パネル各社は今後40~50インチの中型4Kパネルに注力するとみて、4Kパネル全体の浸透率がさらに高まるとの見方を示した。
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