ニュース 医薬 作成日:2017年2月14日_記事番号:T00068925
コンタクトレンズ最大手の精華光学(セントシャイン・オプティカル)は、円安進行を受け、日系顧客からの受託生産価格を5%引き下げた。第1四半期の業績に影響が予想される。14日付経済日報が伝えた。
同社は日本企業が売上高全体の6割を占める。日本企業は1米ドル=110円を超える円安進行を受け、受託生産価格の見直しを求めていた。値引きの結果、同社の1月売上高は前年同月比15.8%減の4億5,500万台湾元(約17億円)となり、昨年5月以降で最低となった。
同社は「日系顧客との取引は米ドル建てで、米ドルが上昇すれば、値引きによる影響を一部取り戻せる」と説明した。
同社は今年、8~10%の増収を見込んでおり、日系企業向けの値引きの影響を軽減するため、新工場の設置先を模索している。第3四半期には年産1,200万枚の生産ライン4~6本を増設したい構えだ。
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