ニュース 金融 作成日:2017年2月14日_記事番号:T00068929
生命保険業界の1月の新契約保険料収入は1,320億~1,350億台湾元(約4,900億~5,000億円)に上り、同月の過去最高を記録したとの予想が業界関係者から示された。春節(旧正月)の関係で1月の営業日は19日しかなかったものの、金融監督管理委員会(金管会)保険局が昨年、責任準備金の利率引き下げと保険料率の調整を行ったことを受け、今年販売する保険商品の保険料が1~2割上がるとの予想から昨年12月に駆け込み需要が高まり、多くの新契約保険料収入の計上が今年1月に繰り延べられたためだ。14日付工商時報が報じた。
富邦人寿保険が発表した1月の新契約保険料収入は247億元で前月比32%増加した。南山人寿保険は225億元で36%増加した。国泰人寿保険(キャセイライフ)は219億元で19%減少した。このほか、台湾人寿保険、新光人寿保険は100億元を超え、中国人寿保険は93億元に上ったとみられている。
業界関係者は、2月は228和平記念日(28日)が絡む4連休があり、営業日はわずか18日と1月より少ない上、目玉となる保険商品も登場していないため、新契約保険料収入は1月より減少すると予想。ただ今年通年では1兆元超えは問題なく、1兆1,000億~1兆2,000億元に達する可能性もあるとの予測を示した。
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