ニュース 政治 作成日:2017年2月14日_記事番号:T00068936
ウイグル人の人権運動家で「世界ウイグル会議」の議長を務めるラビア・カーディル氏は13日、3月の訪台計画を見合わせる意向を表明した。14日付自由時報が伝えた。
ラビア氏の訪台は、台湾本土派の野党・台湾団結聯盟(台聯)の招きで計画されていたものだ。
台聯の劉一徳主席らは13日、日本を訪問中のラビア氏と会い、改めて訪台を要請したが、ラビア氏は「状況を見定めたい」と述べた。これにより当面の訪台はなくなった格好だ。
これに先立ち、ラビア氏は11日、台湾ウイグル友の会の林保華理事長と会った際、訪台に意欲を見せる一方で、「蔡英文政権に面倒をかけたくない」とも語ったとされる。
ラビア氏は国民党政権下の2009年にも訪台を計画したが、当時の馬英九政権は「国家利益、公共の安全、秩序に危害を与える」との理由で入境を拒否した。行政院大陸委員会(陸委会)は今回の招請計画について、「情勢の推移と主観的、客観的要素を考慮し、国家利益を守る立場で慎重に検討する」としていた。
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