ニュース 電子 作成日:2017年2月15日_記事番号:T00068942
ファウンドリー世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は14日の董事会で、今年の現金配当について1株当たり7台湾元(約26円)とすることを決めた。市場予測の8元は下回った。また従業員に対する現金賞与と慰労金について合計448億3,668万元を支給することを承認した。同社の従業員数は約4万2,000人で、1人当たりの平均支給額は106万7,500元となる。うち現金賞与は既に支給済みで、慰労金は今年7月に支給される予定だ。15日付工商時報が報じた。
またTSMCはこの日、今年の資本予算を595億6,222万元とすることも承認した。同社の今年の設備投資は100億米ドルを超える見通しで、主に10ナノメートル製造プロセスによる生産能力の引き上げ、これに並行して7ナノプロセスおよび5ナノプロセス技術の開発に充てる計画だ。
このほか▽先進パッケージング・テスティング(封止・検査)能力の拡充▽ロジックプロセスの特殊プロセスへの移行▽特殊プロセスのアップグレードおよび新設──なども進める。
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