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AUO8.5世代工場、生産能力拡充に100億元超【図】


ニュース 電子 作成日:2017年2月15日_記事番号:T00068944

AUO8.5世代工場、生産能力拡充に100億元超【図】

 液晶パネル大手、友達光電(AUO)は14日、2017年の設備投資が前年比で19%増加し、550億台湾元(約2,000億円)となるとの見通しを示した。そのうち100億~150億元は8.5世代工場の生産能力拡充に充て、18年下半期には月産能力2万5,000~3万枚の新ラインが稼働する見込みだ。15日付工商時報が報じた。

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 AUOはまた、17年設備投資計画のうち150億~200億元は昨年11月に稼働した中国・江蘇省蘇州市昆山市の第6世代LTPS(低温ポリシリコン)パネル工場に投じる方針だ。

 彭双浪(ポール・ポン)AUO董事長は設備投資の拡大について、テレビパネルの供給不足が続いており、特にハイエンド製品の需要に応えるためと説明した。また今年はテレビ買い替え需要が続き、テレビパネルの平均サイズは昨年に比べ1.5インチ、5%拡大すると予測した。

 AUOが同日発表した16年連結売上高は3,290億9,000万元で、前年比8.7%減だった。純利益は36.5%増の66億1,000万元で、4年連続で黒字を達成した。