ニュース 電子 作成日:2017年2月15日_記事番号:T00068945
華碩電脳(ASUS)が14日発表したブランド事業の2016年純利益は192億台湾元(約710億円)で、前年比12.3%増だった。上半期の為替差益10億元の計上が貢献した。15日付工商時報などが報じた。
ASUSブランド事業の16年連結売上高は4,287億元で、前年比1.8%減だった。営業利益は13.2%減の174億元で、営業利益率は0.5ポイント下落し4.1%だった。
また同事業の第4四半期売上高は前期比9%増、前年同期比5.5%減の1,172億元で、市場予測は上回った。ノートパソコンや新型スマートフォンが好調だった。純利益は49億元で、前期比18%減、前年同期比7.8%増だった。業界関係者は、今年はインドでのスマホ販売台数が同社ブランド事業の鍵となると予測した。
ASUSは今年、台湾スマホ市場でシェア30%を獲得し首位を目指す。特に「ZenFone」シリーズなど1万5,000元以上の中高価格帯スマホに注力し、市場シェアを昨年の10%から20%へに高めたい考えだ。台湾における同社ブランドスマホ出荷台数は昨年128万台を超え、市場シェアは16.04%で3位だった。首位はサムスンでシェア21.6%、2位はアップルで19.82%だった。
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