ホテル大手の六福旅遊集団（レオフー・ツーリズム・グループ）が飲食・食品小売り市場に本格参入する。荘豊如執行長は14日、当初は傘下の高級ベーカリー「エリート・ベーカリー礼烘焙」と「六福」のダブルブランドでインターネット販売を中心に手掛け、実店舗でも補完的に販売を行うと説明した。15日付工商時報が報じた。
荘執行長（右）は、ネット販売は「職人」にこだわり、自宅に居ながらおいしい料理が味わえるとコメントした（14日＝中央社）
荘執行長は、「エリート・ベーカリー礼烘焙」は長年のブランド経営で市場の評価を得ており、六福グループのネット販売事業拡大のけん引役になると述べた。
「六福」ブランドは傘下の六福客桟（レオフーホテル）館内にある飲茶レストラン「金鳳庁」が提供する点心や弁当を計画しており、第２四半期から全家便利商店（台湾ファミリーマート）や萊爾富（ハイライフ）などのコンビニエンスストアとも提携して販売する予定だ。
