ニュース 金融 作成日:2017年2月15日_記事番号:T00068952
14日の台湾元の対米ドル相場は1米ドル=31元を割り込み、前日比0.162元の元高ドル安となる30.868元で引けた。1年9カ月ぶりの元高水準だ。15日付経済日報が伝えた。
投機的資金による元買いが原因とみられるが、銀行関係者は「米財務省による為替報告書が4月に発表されるのを前に、米国に為替操作国に指定されるのを防ぐため、台湾元などアジア通貨が上昇していることも一因だ」と述べた。
台湾元は取引時間中に一時30.8元を割り込む場面もあり、14日に流入した投機資金は少なくとも8億~10億ドル規模とみられる。午後には割安感が出たドルを買い戻す動きも出て、売買代金は14億9,900万ドルに達した。
銀行関係者は「テクニカル分析では、台湾元の上昇傾向が定着しており、短期的に30.5元を試す展開になる」と予想した。なお、台湾元は15日正午時点で1米ドル=30.712元と、前日終値より0.156元上昇した。
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