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フェリー「麗娜輪」、蘇澳~石垣島に5月就航へ


ニュース 運輸 作成日:2017年2月15日_記事番号:T00068955

フェリー「麗娜輪」、蘇澳~石垣島に5月就航へ

 華岡集団(ワゴングループ)が出資する東聯航運の洪清潭董事長はこのほど、同社の高速貨客フェリー「麗娜輪」が5月第2週から蘇澳(宜蘭県)~石垣島(沖縄県)を試験的に2カ月間運航すると明らかにした。反響が良ければ来年さらにフェリー「ブルーマーメイド」を購入して、花蓮~石垣島にも就航する計画だ。15日付工商時報が報じた。

 蘇澳~石垣島は片道約4時間で、月曜日と金曜日の週2便運航する計画。「麗娜輪」の旅客定員は800人で、観光バス24台、普通自動車・バイク350台、コンテナ18個を積載できるという。

 花蓮~石垣島は週3便運航する計画だ。「ブルーマーメイド」の旅客定員は600~700人で、普通自動車230台を積載できる。また、旅客の利便性向上に向け、東聯航運の提携先である日本のリベラグループが格安航空会社(LCC)、ピーチ・アビエーションと花蓮~沖縄の航空路線開設で交渉を進めているという。

 両フェリー航路が開設されれば、日本人観光客による台湾東部での消費拡大や、日本企業による東部の農産物購入などの経済効果が期待される。