ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2017年2月16日_記事番号:T00068979
鉄鋼業界7社から成る企業グループ「台湾鋼鉄集団」の易昇鋼鉄はこのほど、台南市永康区の形鋼工場において小型鋼材の圧延ライン設置に着工した。投資額は10億台湾元(約37億円)で、2018年第1四半期の稼働予定だ。これにより同社の形鋼材料の月産能力は1万トンから2万トンに増強される。16日付工商時報が報じた。
易昇鋼鉄は台湾では数少ない小型鋼材の一貫生産メーカーで、製品のラインアップ充実および品質、生産量の向上を目指して、形鋼工場設備のアップグレードおよび改造を進めることを決めた。
鋼材需要が低迷する中で新たな生産ラインの増設を行うことについて顔慶利同社董事長は、台湾鉄鋼産業の継続的発展、および川下に対するサービスに対する責任を果たすためと説明。質の高い台湾製鋼材が利用できれば、台湾市場が輸入品の「植民地」とならずに済むと強調した。
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